お取引先1件1件に目を配り、
着実に役立つご提案を行う。

宮本：お客さまと《あおしん》とのつながりを育み、強めることが使命。きめ細やかに足を運んで信頼関係を少しずつ深め、お困りごとや今後の展望を伺って、その解決や実現に向け融資や専門家との提携などのご提案を行います。どんなお取引先も簡単にお悩みや経営課題を打ち明けてくれることはなく、顔を合わせてお話をし、状況やお気持ちに寄り添って信頼を獲得していくことからすべては始まります。地道な働きかけが実ってご提案が受け入れられ、課題が解決して「ありがとう」とお客さまに笑顔を向けていただいた時のうれしさは格別。そしてそれまでの取り組みが、次の融資や資産運用商品のご契約という形になって表れることに、この仕事の面白さを感じています。

野村：担当地区の法人・個人のお客さまをご訪問し、各種の手続きや集金、保険・投資信託など資産づくりにつながる商品のご案内を行っています。預金係との連携のもと、定期預金が満期を迎えたお客さまにお知らせをすることも。先日はあるお客さまに、「預けていたことを忘れていたので、教えてもらわなければそのままになるところだった」と喜んでいただきました。お取引先1件1件に目を配り丁寧に対応する、《あおしん》で働きがいを改めて実感しました。渉外係になって2年目なので融資のご相談など難易度の高い仕事は先輩にサポートをしていただくことがまだまだあり、経験を重ねて自立することが当面の目標です。

思わぬところから仕事が広がることも、
地域に根差して活動する面白さ。

宮本：入庫以来ほとんどの時期を渉外係としてキャリアを重ねてきました。特に印象深い出来事があったのは、入庫6年目のこと。お取引先が主催するバーベキュー大会に誘われ仕事帰りに顔を出したところ、隣の席に座られたのが新規開拓で何度訪問してもお会いできなかったある会社の経営者の方でした。名刺交換をすると「この名刺には見覚えがある」と。そこから会話が広がり、その方の住宅ローンの借り換えを担当することになりました。金利を抑えて返済額を圧縮するご提案が喜ばれ、その後、《あおしん》に会社の口座を新規開設していただきました。思わぬところからご縁がつながるのは、地域に根差して活動しているからこそ。それ以来、どんなささやかなつながりも疎かにせず、誠意をもって向き合うようになりました。

野村：現在、《あおしん》では女性の渉外係登用を進めており、私も自ら手を挙げて現在の業務に。それまで預金係を務めていましたが、「地区担当」という形で自分のお客さまを持ち、ご訪問を重ねることでより深いお話を伺ってそれに即したご提案を行い、身近な存在として暮らしや仕事をしっかりと支えたい、という思いから希望しました。自分にとって、なぜ仕事をするのか、誰の役に立ちたいのかを改めて考える大きなターニングポイントになったと思います。渉外係になって、個々のお取引先に対する責任感をそれまで以上に強く持つようになりました。1日のスケジュールを自分で考えて行動するなど、仕事への裁量が大きくなったこともやりがいを感じています。

のびのび力を発揮できるアットホームな職場。
各種制度の充実度も魅力。

宮本：多くの方々と触れ合い、「役に立つ仕事がしたい」という思いから、金融機関やインフラ系企業、スーパーなどを希望して就職活動を展開していました。最終的に《あおしん》への入庫を決めたのには、小さい頃の体験があります。定期的に自宅を訪れて遊んでくれるお兄さんがいたのですが、年を重ね、その方が信用金庫の職員で集金に来ていたことを知りました。身近な存在として地域の皆さまに親しまれ、暮らしや事業に貢献する。そんな仕事をしていくことに魅力を感じたからです。職場はとてもアットホームで職員同士仲が良く、仕事帰りには集まって食事に行くことも。そして仕事では協力し合いながら、それぞれがのびのび個性と能力を発揮しています。

野村：祖母と母が川口市の出身で《あおしん》の口座も持っており、私も小さい頃から店舗に足を運ぶことがありました。金融機関を中心に就職活動を展開する中、《あおしん》も募集を行っていることを知り、自分がそこで働くイメージをしやすかったことからアプローチ。各種制度や福利厚生が充実しており、育児休業については男性の取得も推進していることにも「ワークライフバランスが図りやすそう」と魅力を感じました。こうした制度を活用しながら長く働き、キャリアアップすることが今後の目標。現在の仕事の中で知識と経験を重ね、いずれは融資係を経験したいです。